kintone(キントーン)で社内SNS

こんにちは。kintone(キントーン)導入支援のギャンです。
今回は「kintone(キントーン)で社内SNS」というテーマで、kintoneのコミュニケーション機能を活用して社内SNSとして利用することについてお話しいたします。

SNSとは

SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、インターネット上のコミュニティサイトのことです。ユーザーが情報発信できて、ユーザー同士でつながりを持つこともできます。プロフィールや写真の公開、メッセージの送受信、友達検索などの機能があります。

kintoneのコミュニケーション機能は充実している

kintoneは簡単に業務システム(アプリ)を作れるクラウドサービスですが、コミュニケーション機能も充実しており、社内SNS、組織内SNSとして活用することもできます。

kintoneのコメント機能でコミュニケーション

私がkintone(キントーン)を推す理由」にも書きましたが、コメント機能が大変便利です。一般的なSNSの場合、投稿(文章や写真、動画など)に対するコメント機能がありますが、kintoneは業務アプリでありながら、クラウドデータベースでもあるという特異性があり、そのレコードに対してコメントが可能です。例えば業務日報アプリのある日のレコードに対して、上司が「お疲れ様でした。案件の受注確度は高いですか?」というコメントをkintone上で担当者へ送ることができるのです。コメントを送られた担当者へは通知が届き、それをクリックするとそのレコードとともにコメントが表示されますので、そこで「お疲れ様です。受注は確実だと思います!」といった返信をすることが可能なのです。なお、コメントはそのレコードの閲覧権限があるユーザーのみが閲覧できます。コメントには、@に続けてユーザー名を選択するとSNSのように宛先として登録できます。宛先に追加されたユーザーには通知が届きますので、コメントを見逃さずに済みます。コメントは設定しておけばメールで届きますし、スマホアプリへ通知も行われコメントの閲覧や返信も可能です。「いいね」機能もあります。

kintoneのピープルでコミュニケーション

ピープルは、ユーザーのプロフィールの確認や、考え・アイデアの投稿ができる、その人のためのスペースで、ピープル機能では、次のことができます。

  • ユーザーのプロフィールと連絡先を確認できます。
    自分のピープルでは、歯車の形をした「プロフィールを編集する」アイコンから自分のプロフィールを確認できます。また、自分のピープルのカバー画像が変更できます。
  • 自分の投稿をフォローしているユーザーに対して、情報やアイデアなどを発信できます。
  • コメントでやり取りをして、ほかのユーザーとコミュニケーションを取ることもできます。

もちろんユーザー同士で1対1のコミュニケーションを取ることも可能です。ユーザー名をクリックするか、「ピープル」を開き、本文を入力すると、その相手にのみ通知が届きますので、返信することができます。ピープルでのやりとりであればDMのように他のユーザーには見えませんので、クローズドなコミュニケーションも可能です。

kintoneのスレッドでディスカッション

さらにスペースに「スレッド」を作成することでテーマを決めて複数のユーザーでディスカッションや情報共有することも可能です。たとえば、FAQをまとめたり、業務マニュアルを共有したりする場合に便利です。

kintoneアプリを作成してコミュニケーション

ここまでkintoneの標準機能のコミュニケーション機能についてお話ししてきましたが、コミュニケーション用のアプリを作成することも可能です。
例えば掲示板アプリを作成し、メンバーで情報を共有したり、ファイル管理アプリや文書管理アプリを作成しファイルやドキュメントを共有したり、Q&Aアプリを作成し質問&回答を行ったりすることもできます。

kintoneのゲストスペースで外部とのコミュニケーションも

なお、「kintone(キントーン)のゲストスペース・ゲストユーザー」にも書きましたが、ゲストスペースやゲストユーザーを活用することで、組織内コミュニケーションだけではなく、顧客・取引先・協力会社などの外部とのコミュニケーションツールとしてkintoneを活用することも可能です。

kintoneで社内SNSのまとめ

このようにkintoneはコミュニケーション機能も充実していますので、社内SNS、組織内SNSとして、の活用も検討されてみてはいかがでしょうか?お気軽にご相談下さい。