kintone(キントーン)で機器管理

こんにちは。kintone(キントーン)導入支援のギャンです。
今回は「kintone(キントーン)で機器管理」というタイトルでkintoneで機器管理を行なうことについてまとめてみました。

機器管理とは

機器管理といっても業種によって管理の対象となる機器は異なります。病院やクリニックなどで機器といえば医療機器を指しますし、一般の企業であればパソコンなどのIT機器を機器と呼びます。それらの機器の中には、資産として管理する必要がある機器もあるでしょうし、定期的な点検や部品交換、故障時の修理などメンテナンスが必要な機器もあるかと思います。そういった何らかの管理を必要とする機器を管理することを機器管理と呼びます。なお、一般企業のIT機器の場合は資産管理と呼ぶ場合もあります。

機器管理システムとは

管理する機器や機器の関する情報が少ない場合は、Excelなどアナログな方法で管理することが可能ですが、管理する機器が多かったり、機器に関する情報が複雑な場合は、機器管理を行うシステムを導入している場合も多くあります。特に医療機器については、数も多く、管理する項目も多岐に渡るため専用の機器管理システムがたくさんのメーカーから販売されています。また、一般企業における資産管理についてもたくさんの資産管理システムがあります。

kintoneで機器管理システム

kintoneはあらゆる業種の、あらゆる人の、あらゆる仕事に必要な業務システムを作成することができますので、もちろん機器管理(資産管理)システムを作成することができます。以下のIT機器管理アプリは、kintoneアプリストアのレンタル機器管理アプリをベースにカスタマイズしたものです。

IT機器管理の画面
IT機器管理の画面イメージ

IT機器について種別や区分、導入年月日、有効保証年月日、業者名、担当者名、TELなどを管理することができます。kintoneで作成していますので、項目については、管理するうえで必要な項目を適宜更新することができます。また、種別や区分別の一覧を作成したり、保証期間が近い順にソートすることや、保証期間の終了が近づいてきたら通知を飛ばすことも可能です。さらに、IT機器管理アプリをマスタとしてルックアップで紐づけることで、固定資産台帳など他のアプリでIT機器管理のレコードを活用することも可能です。

kintoneで機器管理のまとめ

このようにkintoneで機器管理システムを作成することは簡単にできますので、専門の管理システムを導入するのではなく、それぞれの組織に応じた機器管理システムをkintoneで作成されてはいかがでしょうか?なお、機器管理システムの項目を少し変更するだけで、設備管理システムを作成することも可能ですので、参考にしていただければ幸いです。