kintone(キントーン)で稟議申請

こんにちは。kintone(キントーン)導入支援のギャンです。
今回は「kintone(キントーン)で稟議申請」ということで、稟議申請をkintoneで実現した事例をご紹介いたします。

kintone導入前の稟議申請

今回は従業員数10名ほどの中小企業での事例になります。従来、稟議申請は、申請者がExcelで稟議申請書に内容を記載し、印刷後、押印の上、所属長に提出し、所属長は内容を確認の上、押印し、決裁者へ上申するという流れで行われていました。これをkintoneで実現したいとのことで、「稟議申請」アプリを作成しました。

「稟議申請」アプリの概要

稟議申請アプリは、申請日、起案者、起案者所属、件名、詳細を入力し、資料等を添付できるようにしました。さらに決裁者がコメント・所見を記入する欄も設けました。またkintoneのプロセス管理の機能を使って、起案者→所属長→決裁者へのワークフローを設定しました。なお、差戻のワークフローも設定しました。なお、決裁までの質問や回答のやり取りもkintoneのコメント機能を用いてコミュニケーションを行うようにしました。

稟議申請の画面
稟議申請の画面例

「稟議申請」アプリの導入効果

「稟議申請」アプリを導入したことで、書類が滞留することがなくなったことで、起案から決裁までの期間が大幅に短縮されました。さらに従来は口頭やメールで行っていた途中での質問や回答をkintoneのコメント機能で行うようにしたことも期間の短縮に繋がりました。また途中経過もkintone上に記録されるようになりましたので、後で確認することが容易となりました。さらに稟議書については、紙ファイルに綴じて保管するようにしていたのですが、それが不要になりました。

kintoneで稟議申請のまとめ

このように稟議申請をkintoneで実現したことで業務のスピードアップ等の効果がありました。kintoneは様々な業務アプリを作成できますが、稟議申請のような申請業務については、プロセス管理機能を用いたワークフローを設定することができますので、簡単に従来の申請業務を申請アプリに置き換え業務改善を図ることが可能です。ぜひ、kintoneの導入をご検討いただければと思います。お気軽にご相談下さい。