こんにちは。

本日4月14日で熊本地震からちょうど1年になります。

熊本地震における情報爆発

今週はテレビ、新聞ともに熊本地震に関する報道が増えていますが、昨夜のNHKのクローズアップ現代+も熊本地震に関連する内容でした。

「熊本地震 知られざる”情報爆発”~追跡・SNS2600万件~」というタイトルで、熊本地震の際に災害発生から1週間で地震に関するツイートが2600万件超(東日本大震災の20倍)にも上るという情報爆発が起きていたというものでした。

TwitterやFacebookといったSNS情報によって、命が救われたケースや、善意の拡散の過程で情報が変化し、救助や支援の現場に混乱を招いたということで各ケースについて取り上げていました。

私自身の熊本地震直後のSNSの活用

以前、熊本地震における善意によるデマの拡散という記事にも書きましたが、私自身、被災者として、情報発信、情報収集にSNSを活用しました。

14日の地震発生直後、「なんとか生きてます。」という自分自身の無事を知らせるための情報発信を行い、その後は情報収集と、そこで得られた情報の中で拡散したほうがよいと思われる情報を拡散するために、リツイート、シェアを積極的に行いました。

なお、私自身の被災の体験は、熊本地震体験記に詳しく書いています。

SNSで情報収集した際に気になったこと

番組においても同じようなことが取り上げられていましたが、SNSから情報収集を行なった際に、以下の点が気になりました。

①デマ情報

デマにはライオン逃げたというものや人工地震だというような悪意を持ったデマと〇〇県ナンバーの〇〇の車に気をつけるように(実際には被災者の知人で支援に来てる方の顔写真や車の写真)といったような善意のデマがありました。

②botによる同じ投稿の繰り返し

投稿している人はより拡散するようにという善意で行っていたのでしょうが、同じアカウントから同じ内容の投稿が大量に繰り返し投稿されるため情報量が増えすぎて本当に重要な情報が埋もれる可能性がありました。

③古い情報の拡散

善意で拡散される情報の中にすでに古くて解決済みのものが多くありました。最初の情報発信者が解決済みと投稿してもなお、古い情報が拡散され続け、解決済みという情報は拡散されないという状況が見受けられました。

私自身はTwitterもFacebookも2010年から日常的に使っており、SNSの情報にはデマや間違いがたくさんあるということを十分認識していましたので、あれ?という情報の場合は、事実と確認できるまで拡散しないようにしていましたが、それでも100%正しい情報だったかと問われるとそこまでの自信はありません。

今後に備えて

今後の大規模災害においても、今回の熊本地震以上の”情報爆発”は確実に起こると思われます。

その際に人に迷惑をかけないようにするためには、モラルを向上させることはもちろん、情報リテラシーを向上させることが必要だと考えます。

SNSは使い方を誤りさえしなければ、災害時において非常に強力なツールであるということは今回の熊本地震において身をもって体感しました。

今後、学校教育や社会においてもSNSの正しい使い方を教育・指導する必要があるのではないでしょうか?